神棚のろうそくに火を点ずるものは、神棚にヒ、つまり霊を点ずる者である。つまり仏つくって魂いれずという言葉があるが、火を点ずることによって霊を入れることができるのである。
台所に火の神、食の神である竈神、三宝荒神をお祀りしないということは、台所に火がなく、霊がないという事である。
よく「火の気の無い家」という言葉を聞く。それは、食事をつくったり、暖をとったりしていない家という意味であろう。火の気がない、という事は、人気がないということである。外で食事ばかりしていれば、外食好きになる、家で料理をつくるのて、外食するのでは、財布の中身に影響してくる。又外食は高カロリー食主体で、健康に良いとはいえない。外食はまさに、外食である。