神棚を祀り初めたのは、誰でしょうか?神棚は、いつから祀られるようになったのでしょうか?「古事記」によれば、イザナギ大神が、天照大神に、御頸玉(三種の神器のマガ玉ともいわれる)をたまわり、それを棚に祀ったことが、神棚奉斎の源ともいわれています。そして、その宝のような玉を、なんと「御倉板挙神」(ミクラタナノカミ)としているのです。
日本中の神棚で最も多く祀られている神様は、天照大神です。その神様が、神棚を祀るということを初められたというのも不思議な話ですね。神棚を祀るという習慣は、神様が初められた習慣です。そして、この行為と共に、イザナギ大神は、天照に「高天原を治めよ」といわれたのです。高天原とは何か?神々の世界、神々は全てであるからの次回予定です。