松吉夫婦の愛児の丑松がまさに死神に連れ去られそうになる時、貧乏神は村の人々の夢の中に入り、助けを求めるのです。
村人達は山に薬草をとりにいったり、明神様(鎮守の神の意味でしょうか)やお薬師さんに病気平癒のお祈りをするのでした。
村人達の愛念によって、なんとか丑松は一命をとりとめました。
感謝とは愛念の発見です。
村に愛念と感謝に満たされた時、奇跡が起こるのです。
村に再び平安がもどってきます。村の人達の家々には、神棚が祀ってある。
いいですね。家々に神棚があって、祀ってあるのは「貧乏」神でしたが、人々は貧乏の中にもよろこびを発見して、幸福に暮らしました、とさ。