私達日本人の生活空間は熱帯の沙漠の中にあるのではありません。しかし生活の中に「木」がないということは、沙漠の生活、潤いのない生活といっても過言ではないでしょうか？

特に会社などのオフィス空間、学校、病院など多くの人々が集まる場所に、木がなくなっています。木の霊性、木の神性があれば人間の霊性、人間の神性との交流波及が生まれて来ます。木の存在が、人間に休らぎか人間の心の質を高めることに寄与するのです。

私達の生活空間は、いまや沙漠化しています。同時に私達の心も沙漠化しています。

公の場に、多くの人々が集う場に、木を。そして、その中心になるのが、感謝といのりの場である神棚です。神棚は宇宙樹のようにその場の中心となり、場の質を高め淨めます。それ故神棚は木製でなければならないし、千年桧でなくてはならないのです。