ある運送会社の社長さんがこんなことをいっていました。神札をもらいに、神社にお詣りにいって、神棚をもとめようとすると、神主さんから、「ああ、ホームセンターで求めて下さい」といわれたそうです。
その社長さんは、ご神札を神社からいただきそれを祀る神棚(多分お宮を含む)をホームセンターに買いに行くなんて、という気持ちで、納得していないようでした。
神棚は、ご神木でつくられていたり、古い神社を解体したりしたものからつくられていると考えていたようです。
神具屋が町から姿を消し、材木屋で神棚を在庫しなくなった現実の中で、どこで人々は神棚を求めたら良いのでしょう。だが、たからといって、神主さんがホームセンターに行け、というのは余りに短絡的過ぎないでしょうか?