十四の心の基本部分を最も良く示しているのは、教育勅語です。この心と徳行についての部分を引用しましょう、「父母二孝二兄弟二友二夫婦相和シ朋友相信シ恭倹己レヲ持シ博愛衆二及ホシ学ヲ修メ業ヲ習ヒ以テ智能ヲ啓発シ徳器ヲ成就シ進テ公益ヲ広メ世務ヲ開キ常ニ国憲ヲ重シ国法ニ遵ヒ一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ」とあります。
さて、それではこの徳目を現代風に書いてみましょう。
1. 親に孝養を尽くしましょう。(孝行)
2. 兄弟姉妹は仲良くしましょう(友愛)
3. 夫婦は仲睦しくしましょう(相和)
4. 友人は信頼し合って交際する(朋友の信)
5. 自分の言動を慎しむ(恭倹)
6. 広く全ての人々を愛する(博愛)
7. 勉学に励み技能を身に付ける(修業習学)
8. 知識才能を伸ばしましょう(知能啓発)
9. 人格の向上に努めましょう(徳器成就)
10. 広く世の人々や社会の為になる仕事をしましょう(公益世務)
11. 法律や規則を守り社会の秩序に従いましょう(遵法)
12. 正しい勇気をもって固の為に真心と尽しましょう(義勇)
です。以下明日から一つ一つについて考えてみましょう。