倒産企業の85%には神棚がなかった、という事実も大きいのですが、神棚のある企業のなかにも倒産企業があった、という事実も大変意味深いことです。
実は神棚が無いことよりも、神棚を正しく祀っていないことの方が重要な問題なのです。或る倒産企業は、といっても、その時は、また倒産企業ではありませんし、私共の重要な顧客の一社でした。しかし、ある時その会社のオフィスに立ち寄り、その会社の神棚を見て、愕然としました。ほこりも、1センチも2センチもつもっている。そのほこりの中に神がいる。しかし、その神は、神は神であっても、貧乏神です。ほこりやゴミの中に貧乏神が住んでいます。その従業員に、「おい、おい、こんな神棚には、神様は住まないよ貧乏神しか住まないよ」といっても、その意味が判りません。びっくりして小便をしょうとその会社用トイレに行ってみました。それは、二度びっくり鼻が曲がる程の臭さです。汚いということはダメです。