水はまさに神からの、天からの恵みです。農業に依存して生きて来た多くの私達の先祖達は、雨をまさに恵みとして感んじていたことでしょう。雨なくば、稲穂一つ、作物一つ生長させることができないことを、よくよく知っていたことでしょう。
それ故、水なくば何も育たないことを身にしみてしっていたものでしょう。
水神、井戸神など水に関わる土俗の神々を祭っていたのは、その辺に由来していたのでしょう。最近迄日本人は、「水と空気はただ」と考えている、といわれていました、しかし水がただ(無料)と考えているのは、極一部の都市生活者なのではないでしょうか。水を得ることは、大変な事業であったはずです。
水を大切にしない者は、水によって滅びる。水は、神から贈りもの故、一度神にお返えしまた人間が頂戴するのです。