神棚マイスタ-の開運神棚講座 その114 床の間はどこへ行ったのか?

床の間も現代住宅から姿を満した。当然床の間もだ。だいたい現代住宅には和室がない。和室とは、「和」という約束事でつくられた空間である。単なる畳部屋ではなく。現代住宅には、その畳部屋すらなくなっている。

床の間はなんの為にあるのか?お神名のある御軸を祀る神床であり、正月が御歳神が宿り、お休みになる祭壇である。

又、様々な四季を表わす軸を飾る空間である。とにもかくにも、床の間は聖なる空間、つまり普通ではない空間なのである。

神棚も仏壇も、床の間も、眼に見えないものを表わす場所がなくなっていく。

日本人の心の中に、神や仏を求める心。 日本人の住まいの中にも、神棚、仏壇、床の間が必要。それをもう一度取り戻そうではないか。