お神札が千円。それを祀るお宮が二阡。ああ、それなのにそのお宮を置く神棚板がなんで何万円もするんだ。もうここ迄、日々の開運神棚講座を読んでいただいた方ならば、こんな愚かな意見をいう人は居るまい。
神棚とは、まさに読みが如く、神がいらっしゃる棚であり、神の棚である。棚という字も分解すれば、木の朋(友)とも読めるし、木の肉(身体)とも読める。つまり棚は、木そのもの、木のエッセンスが入っているといって良いだろう。
神棚は、この千年の、二千年の樹齢を有している木を使っている。まさに、「木は神也」であるのだ。プラスチックや端材のような木材を使って作った神棚とは違うのだ。無限億円に眼を向けずに、千円、二千円という唯物的経済価値観に毒されてはいけない。